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秋ウコン

秋ウコンは、インド原産のショウガ科の植物のウコンの一種ですが、日本ではウコンといえば秋ウコンを指します。ウコンには他には春ウコン、紫ウコン(ガジュツ)などがあります。ウコンは、たくあんの黄色の着色料として、古くからなじみのあるものです。その黄色の色素の主成分はクルクミンです。



秋ウコンの主成分のひとつのクルミンとは、高い抗酸化作用があるとされ、悪玉コレステロールのLDLの酸化を抑制することで、動脈硬化の予防に効果があるとされています。さらに発ガン予防に効果があるのではと期待されてもいます。



また、胆汁の分泌を促すことで肝機能を強化し、殺菌作用があるとの報告もされています。また体脂肪を減らす効果も期待できるともいわれています。



秋ウコンが肝臓に良いといわれるのは、クルクミンが、胆汁の分泌を促す作用があるからです。胆汁は、肝臓から分泌される消化液で、主に脂肪分を乳化し膵液リパーゼ等の機能を高めることで肝臓の消化、吸収を助ける働きがあります。



肝機能が弱ると胆汁の分泌が減少し、肝臓への負担が増してきます。クルクミンは胆汁の分泌を促進させて、肝臓の働きを助けます。



秋ウコンが飲酒の際に愛用されるのは、クルクミンが、二日酔いの原因物質といわれるアセトアルデヒドの分解を約50%促進するといわれているからです。またクルクミンはアルコールに溶けやすい性質があるので、お酒を飲む前後にクルクミンを飲むことは、クルクミンをからだに吸収するためにも良いことといえます。



クルクミンは、体内で腸から吸収されるとテトラヒドロクルクミンという強力な抗酸化物質に変化します。テトラヒドロクルクミンは身体に有害な活性酸素を消去する働きがあり、糖尿病やがんなどの多くの生活習慣病を予防したり改善する効果が期待されています。さらに、がん細胞に対してアポトーシスを誘導するとの報告もあります。



秋ウコンはクルクミンによって様々な効能を期待できるとされていますが、一方では肝臓細胞の働きを抑えてしまう傾向があるとも考えられています。したがって、サプリメントなどで多量に長期連用するには十分な注意が必要と思われます。さらに、多量の摂取をしてはいけない人として胆汁管障害または胆石のある人と胃潰瘍または胃酸過多の人があげられています。

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