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紫ウコン

紫ウコンガジュツとも呼ばれていますが、ショウガ科の多年草植物で、見た目はショウガに似ています。学名はクルクマ・ゼドアリア・ロスコーエ(Curcuma zedoaria Roscoe)といいます。秋ウコンや春ウコンに含まれているクルクミンをほとんど含んでいませんが、芳香成分を豊富に含んでいるのが特徴です。



紫ウコンには黄色の色素であるクルクミンが含まれていないので、切り口は紫がかった白色をしています。また、葉にも紫色のスジが入っています。これらのことから、紫ウコンと言われています。マレーシアやヒマラヤが原産地で、中国南部、沖縄でも栽培されています。



紫ウコンガジュツ)が日本に渡来したのは1700年代の江戸時代といわれていますが、それ以前の日本の書物にも紫ウコンガジュツ)に関する記述を見ることができます。



ある研究では、屋久島産のものと中国・台湾産のものでは、かなり異なっている点があるという報告があるようです。その為、一説では、屋久島には古くから紫ウコンガジュツ)が自生していたともいわれています。



紫ウコン(ガジュツ)はクルクミンなどの成分をほとんど含まずに、主成分はターメロン、シネオール、クルクモール、α-クルクメンなどの芳香・精油成分ですが、その他にも、多種多様な成分を含んでいます。そして、春ウコンと組み合わせた時、相乗効果が大きく働くといわれています。



紫ウコンは、胃粘膜に棲みつき、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を引き起こし、胃がんの原因物質のひとつとされているピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)を駆除する働きがあるという報告があります。



紫ウコンを服用することによって、胃内がピロリ菌の棲みにくい環境になり、活動を止めた菌が胃外に排出されるに至るとされています。そして、胃潰瘍などの炎症を起こしていた胃は、ピロリ菌がいなくなった胃粘膜では炎症が止まり、胃酸の分泌が再開されるなど健康を取り戻すことになります。



秋ウコンは胃潰瘍または胃酸過多、胆道閉鎖症の人には禁忌とされていますが、紫ウコンは慢性胃炎等の治療薬としての薬効を期待できるだけでなく、ガン細胞の育成抑止効果があることもわかってきています。



また最近は、紫ウコンにダイエット効果があると注目する人があらわれています。胃や腸の環境を良くすることにより、便秘の症状が改善されたり、栄養素の吸収がスムーズになることにより、無理のないダイエットが実行出来るというのがその理由のようです。

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tag : 紫ウコン ガジュツ

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